より正確な診断・治療が行えるよう歯科用CTを導入しました。
インプラント治療においては、通常の歯の治療で撮影するパノラマレントゲン写真だけでは顎の骨の断面は全くわかりません。
インプラントの手術を安全に行うためには、骨の断面を見て神経の位置や骨の量を確認することが必要です。
レントゲンが必要なければそれに越したことはありませんが、冠の下の状態や、骨の状態、虫歯の大きさなどレントゲンを撮影しないと診断できないことが多くあります。
当院では出来る限り被爆量が少なくなるようデジタルレントゲンを導入いたしました。通常のレントゲンに比べパノラマ撮影で約1/4 、CT(3D)撮影で約1/2の被爆量ですむレントゲンです。
■だ液腺マッサージの効果
だ液はほとんどが水分なのですが、その他にも多くの抗菌物質や免疫物質が含まれています。
その為、だ液の分泌が促進されると口臭はもちろん、歯周病の予防にもつながります。
また、口内がだ液で保湿されることは、感染症から身を守るための免疫アップにもなり、
食事の時にだ液の量が増えることは、食べ物の飲み込みや消化も助けてくれます。
そして顔にある、だ液腺をマッサージするので、リラクゼーション効果も期待できますよ。
■だ液腺マッサージの方法
だ液腺は3種類あるので、そこをそれぞれマッサージします。
それぞれ、10回を目安に刺激してください。
1、耳下腺<じかせん>
上奥歯に人差し指が当たるように、指全体を頬に当て、優しくクルクルとマッサージします。
2、顎下腺<がっかせん>
あご骨の内側のやわらかい部分に指を当て、優しく押し上げます。
あご側から始め、耳の下まで4~5回に分けて押すイメージです。
3、舌下腺<ぜっかせん>
舌の付け根にある部分で、あごの先の尖った部分の内側です。
両手の親指でグーッと押し上げて刺激してください。
■マッサージを行うタイミング
特に効果的に行えるのは、だ液の分泌が抑制されている時間帯です。
例えば、お口が乾燥している起床時やだ液が必要となる食事前に行うといいでしょう。
他には、緊張した時やお口の乾燥を感じた時にマッサージしてみてください。